2019年09月09日

2周波dataの送受信

基準局のアンテナを多周波受信アンテナ(GN-GGB0710)に変更したので、受信機もZED-F9Pに変更して2周波dataを送信しようと思ってチャレンジ開始
ZED-F9P.jpg


ネットでU-centerを使って受信機の設定方法をいろいろ調べていたところ、今まではRTKLIBまかせだったので受信機(NEO-M8PやZED-F9P)のRTCMの送信機能に着目していなかった様です。
M8Pより格安なM8TでRTKLIB(STRSVR)を使ってNTRIP Caster(RTK2go等)にRAWdataを送信する方法のほうが簡単に思えます。
TCPServerを立ち上げ、外部からの求めに応じてRTCMdataを送信する方法は、ファイヤーウォールに穴をあけたり、固定IPアドレスに紐付けしたり、ルーターの設定等が必要な様で、素人の小生にとっては少しハードルが高い気がしていました。
ところが
U-centeerのメニューをみるとNtripCasterとかNtripServer、NtripClientがあります。
M8pとかF9PはRCTMの送信が出来るのは判っていたのですが、Ntrip方式でできるのか知りませんでした。
今後の課題ですが、F9PからRTCMがNtrip方式で送信できれば、ただ乗りしているrtk2goより将来的に安心なのではそんな考えが持ち上がりました。

さて、せっかくF9Pを基準局にセットしたので、2周波dataが受信できているのか、現行のrtk2goに送信できるのか気になるところです。
先ずは受信できるかu-centerで確かめたら受信しているようです。
受信状況を示すグラフにカーソルをあてるとLI、L2出てきました。

2周波受信状況.png


これが、今までと同じように、RTKLIBにあるSTRSVRで、rtk2goに送信できるか問題です。
STRSVRはVer2.4.3です。送信はできているようです。

移動局もF9Pを使ってRTKNAVI(Ver2.4.3)で高速FIXするのか結果は次回報告します。






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2019年09月02日

基準局多周波アンテナ設置

いろいろ試行錯誤中の状態です。
前回報告したとおり、ZED-F9Pを購入したり、多周波アンテナを購入したり、散財しまくっています。
買ったのはいいけど放置状態では困ったものです。

話が前後しますが、基準局を設置して1年以上経過しました。
よく考えたら昨年の台風被害は大きかったけど基準局は大丈夫だったのだろうか?
いまさら何をバカなことを言っているのか 台風の後、結構時が経っています。
受信dataはそのまま流しっぱなしでした。
もしかしたら世間様に大変な迷惑をかけているかもしれないと、急に心配になってしまいました。
いい訳ですが、基準局アンテナの見た目は何の変化もなかったのでついそのままにしてしまいました。
と言う事で、善意の基準局からのdata配信は中断していましたが、基準局を再測して問題ない事が確認できたのでdata配信を再開しました。

基準局再測の結果ですが、結論から言うと多分、基準局の台風被害は無かったと言う事です。
結果として前回の位置座標と5mm程度の差しかありませんでした。
この差が、観測誤差なのか、台風によって基準局が少し移動したのか、建物の屋根の上に設置しているので建物本体が傾いた結果なのか(建物はピン構造で結構動きます)判りません。
地殻変動も考えられます。
そうです。地殻変動もありえます。
今回は、3時間のスタティック観測、与点とした電子基準点からの距離は4km程度、元期座標を今期座標に変換して基線解析後、元期座標に戻すセミダイナミック補正を実施 いろいろやりました。
セミダイナミック補正の補正量って結構あるなって感じています。

と言う事で、基準局の位置座標が確認できたので、data配信を再開していますが、ついでにアンテナも多周波受信アンテナに変更しました。
前回は1周波アンテナ Tallysman製 TW2710 
今回は多周波アンテナ GN-GGB0710 made in china 価格は大幅ダウン
基準局多周波アンテナ.jpg

アンテナだけ変えてもL1帯しか受信できないM8PとかM8Tでは意味がありません。
そこで、とりあえずZED-F9Pで受信したdataを送信する事にしました。
U-centerでうまく設定できているか不明ですが、GPSのL2帯は受信できているようです。

細かい事は次回また。






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2019年07月14日

1年ぶりの投稿です。

「プロジェクトはもう止めたのか」と思われたでしょう。
そう、「止めたのか?」 「厭きたのか?」本当に勝手で申し訳ありません。

別のブログ(https://namisoku2.com/blog/blog-538/)に移り、細々と続けようとは思っていましたが、そちらのブログも中途半端で昨年11月と年末に更新して以来そのままです。
そちらのブログは、仕事に絡めての事なので、あまり身勝手なプロジェクトの報告はやりずらいし、無責任で中途半端な記事で仕事に悪影響が出ても困るので、プロジェクト関連の気ままな報告は控えていました。

しかし、この半年間プロジェクトを取り巻く環境は大きく変わってきています。
その1、別ブログで報告した通り、運用延期となっていた準天頂衛星みちびき(QZSS)から発せられる新たな信号(CLAS)が昨年11月より運用開始された事により、高精度位置情報社会が目の前に迫ってきたこと。
その2、U−Blox社がコンシュウマー向けの低価格2周波受信モジュール(ZED-F9P)を販売開始したこと。
その3、トラ技の本年2月号でその記事が紹介されたこと。
以上、、個人が勝手にやっているプロジェクトなので、取り巻く環境と言っても世間一般では周知の事実なのです。

耳に入った情報をプロジェクトに反映させること、反映させた結果を検証する事、更に検証した結果を記事にまとめて報告する事。
言い訳ですが、仕事や個人的な付き合い(自治会の役員仕事等)が忙しく、この半年間なかなか報告する機会がありませんでした。
申し訳ありません個人的な勝手プロジェクトは優先順位が低いのです。

と言った御託を並べていますが、皆さんにとってはどうでも良い、小生の散財報告からさせて頂きます。

取り巻く環境その3のトラ技2月号購入は良いのですが、
問題は取り巻く環境その2のU−Blox社が販売開始した2周波受信モジュール(ZED-F9P)の件です。
モジュールだけでは小生としては如何しようもありません。
どこか(誰か)がアンテナジャックやシリアル通信用USB口をモジュールとあわせて基板にセットした受信機として販売してくれないと思っていろいろ検索してみました。

世界の動きは驚くほど速い、すぐに検索できました。
おなじみのCSG-ShopでもM8Tと同じように基板にセットした状態の受信機を販売していたので取りあえず1台購入
何ドルだったろう? いろいろなショップがあって一番手頃で使い勝手が良さそうなものを購入しました。

ZED-F9P.jpg


SparkFunではもう少し安いのを購入できますが、アンテナとの接続口が不安定そうでやめました。
F9P.jpg


TOPGNSSには色々ありましたがが高かったのでやめ

1台購入した後、1台では実証実験に使えないのでもう1台購入しました。


それとアンテナの件
2周波受信機があっても、アンテナが2周波対応でなければなりません。
Tallysman製のTW2710はQZSSに対応していて性能は良いのですが1周波対応アンテナなので使えません。

高須先生推薦(その後、取り付け口サイズ5/8インチを巡り推薦取り消し)の他周波対応アンテナGN-GGB0710を購入しました。
取り付け口が5/8でなさそうなので迷い、TOPGNSSのほかのアンテナも検討しましたが、性能優先で思い切って4台購入
販売は中国巨大企業のアリババグループのネットショップです。

結果到着した製品はは5/8インチネジに装着出来ほっとしています。
GN-GGB0710.jpg



更にCSG-ShopからM8Tを3台購入
既に手許に2台ありますから合計5台
受信機コレクションがますます増えて行きます。

M8T.jpg

2周波受信機(ZED-F9P)を2台買って1周波RTKから2周波RTKに移行しようとしている中なんで今更、いくら安いとはいえ1周波のM8Tを3台も購入したのは訳があります。
RTKのネックは通信手段
リアルタイムでなくとも高精度の位置情報が知りたい時、後処理で干渉測位をやるのであれば取りあえず通信手段は不要です。

そんな訳で、M8Tを使ってGNSSデーターロガーが造れれば、高精度位置情報取得のための後処理干渉測位がローコストでできそうです。
いろいろ海老沼先生のブログから教わりました。

基線解析はRTKLIBや地理院が公開しているGSILIBを使ってできないか検証中です。
GSILIBは一寸使ったけど設定が難しくて上手く行かなかったけど、再度検討するつもりです。
ローコストでスタティック測位ができれば測量基準点に使えそうです。

ようは、GNSSロガーを作るために更なる散財を繰り返している報告なのです。

海老沼先生のブログから教えてもらったOpenLogを4台購入
Openlog.jpg


更に
CSG-Shop購入のM8T基板のスルーホールに直接装着できる1.25ピッチ6極1列ピンヘッダー ケーブルアセンブリ等
端子.jpg


電子工作ど素人の小生ががネット検索や電子工作に詳しい知り合いに教えてもらったり、試作品を作ってもらったり、またまたプロジェクトは方向違いに向きかけています。
ラズパイ方向は今のところ向いていません。

そんな訳で、いろいろ訳のわからないものを購入しまくったり、購入したものをどう生かして行くのか目下試行錯誤中です。

折角、試行錯誤中のプロジェクとなので経過報告をいたしました。

今後の方針
その1 ローコストGNSSロガーを完成させる事
その2 ローコストGNSSロガーでスタティック測位を実験する事
その3 ZED-F9Pを基準局に設置して2周波受信dataが発信出来るようにする事
その4 RTK移動局にもZED=F9Pを使って高速FIX感を実感出来る様にする事

posted by Y-NAMISOKU at 12:29| Comment(2) | プロジェクト

2018年07月24日

格好はつきました。

ローコストRTKシステムの格好はつきました。
見た目ですけど。
まずは剥き出しの基板を何とかしなければと思っていました。
家庭用3Dプリンターを買って作ってみようかと思ったけれど、過去の散財を反省し、身近なもので代用できないか100均で探したのですがなかなか見つかりません。
ネットでフリスクの空き箱を使っている記事を発見し、試してみました。
fds_frisk_newpepper_560.jpg

20180724_171757.jpg

カッターで箱に穴をあけたり、角を切ったり、余り綺麗にはできませんでしたが加工はそんなに難しくはありませんでした。
加工後はこんな感じ

20180724_171917.jpg

これで、安心です。
両面テープか何かでgoleの裏面にくっつければいいかなと思いました。

格好つけにはもう一つ大事な道具がこれ
20180724_172123.jpg

データーコレクター用ブラケットです。
高価なRTK用GNSS測量機をポールにくっつけてる道具で、T社純正の物は¥15,000位 これではローコストRTK本末転倒です。
これも自作を考えたり、代用できそうな日用品をホームセンターで探しましたが見つかりません。
ヤフオクで¥5000で中古が出品されていましたが、落札されていました。
そこでネットに出ているデーターコレクタブラケットの画像のアドレスから、アリババ系海外通販サイトにて販売していることが判明
値段も$50程度だったので購入しました。
購入したのはいいのですが、品物がなかなか到着しません。
「だまされたかも」とか心配しながら結構、時が経ってから目的国に到着(船便?)、ローカル郵便局に到着とかメールが入ってきましたが、英語だったので迷惑メールに混入、注意していたので発見できたのですがメールの内容もコピーして、グーグル翻訳した次第です。
何とか手許に届いたので、装着をしてみました。
購入時に、ブラケットの挿入できる幅が94mmとか書いてあったのでgoleの幅とぴったりだとは思っていましたが、予定通りジャストサイズ うれしいことに窪みのところがフリスクのケースの厚みとぴったりでgoleもフリスクケースもいい感じの装着が出来ました。
こんな感じ
20180724_173504.jpg

見た目はいい感じも測量器です。

日中は暑いしgoleの画面が見辛いので、夜NEO-M8TでRTKを試しました。
基準局もNEO-M8Tをセットして GPS Glonass Qzssを送受信できるように設定しての結果です。
最初FIXには結構時間がかかりました。
上空の視界が開けた場所に移動してFIXを待ちましたが意外と時間がかかりました。
Beidouのほうが早いのか?
Glonassがだめなのか?
そう思いながら観察しているとFIXした後Ratioがぐんぐん上昇。
位置を移動してもFIXし続けました。条件の悪い建物際や、建物と建物の間とか木の下に移動しても、壊れているのではと疑う位、FIXし続け一端FloatになってもすぐFIXしました。
これってQZSSの影響なのか?
時間がなかったのでやめましたが、再度チャレンジします。
以上 報告です。




posted by Y-NAMISOKU at 18:47| Comment(0) | プロジェクト

2018年07月19日

豪雨災害に思う

西日本の豪雨災害はひどいもので、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
近年続く異常気象は地球規模の気候変動がもたらしている事だと誰も疑う余地がなくなってきました。
今後、毎年何処かで大雨が降る。今回のような広範囲の大雨はまれかもしれませんが、局地的大雨は起こり得る事だと思います。大雨によってもたらされる土砂災害は急傾斜地に限ったことでは無さそうです。
小生の暮らしている関東地方の地質はいわゆる関東ローム層が多く、通常の斜面安定角は30度位と言われていますが雨で緩んだ地盤は安定していると思われる傾斜よりかなり低い斜面を滑る落ちるようです。一面を埋め尽くす土砂流出は大雨が降れば何処でも起こり得る事だとつくづく感じました。

ところで、今日の話はこの土砂災害とプロジェクトとの関連話
特に複雑な話ではありません。

土砂で埋め尽くされた被災地を見る限り、どこに何があったのかさっぱり判らなくなっています。

yjimage.jpg


土砂の撤去等の復旧作業には河川や道路の現況を始め、上下水道等のインフラの位置は真っ先に知りたい情報です。
被災前の地図や施設の管理図を見れば概略は検討つきますが、詳細は被災前後で位置の確認がとれるランドマークから相対的に位置を割り出す作業が必要でしょう。

精度が要求される測量は近傍の基準点が埋まってしまえば使えません。
遠方の基準点より引っ張ってくるとか、広範囲のドローン測量で地図合わせするとか必要ですが、世界測地系座標で位置情報が管理されている公共施設はGNSS測量が絶対的効果を発揮します。
現地のランドマークがなくても高精度で即、位置特定できますが、民間施設はなかなかそうはゆきません。

民民で管理すべきこと、例えばお互いの境界線は問題です。
現地に境界標識や境界線を示す塀等があって通常時は問題なくても、境界線を示す公図や測量図が世界測地系位置座標に基づいて作成されていないと、現地の境界標識や境界塀が土砂で埋まってしまうと簡単に復元できません。
丁寧に土砂を取り除いて、境界標識や目安となる塀等を探す必要があります。
こう言ったデリケートな作業は復旧を急いでいる際の足かせになりかねません。

災害への備えを考えた時、折角確認した境界を任意座標系で管理するのでは話になりません。
少なくとも、世界測地系位置精度5cm程度で管理できれば、いざと言った時に大いに役立つことは間違いありません。

此処に、このプロジェクトの意味が出てきます。ローコストで実現できるのです。
土地家屋調査士の皆さん是非、ご賛同ください。

このプロジェクトによって、境界測量用の基準点座標が世界測地系に準拠した座標値として、ローコストで得られるのです。
登記申請する地積測量図の座標系表記は正式に世界測地系とは謳えませんが、「世界測地系に準拠した任意座標」でも、なんでも良いのです。
勿論、地積測量図に記載される筆界の相対的位置関係はTSで測量すれば問題ありません。

西日本豪雨災害のニュースを見るにつけ、プロジェクト実現の使命感が湧いてきました。

さて、今回はgoleの話
gole(ミニPC)でRTKLIBやRTKPLOTを試している最中です。
残念な報告です。
屋外の直射日光の強いところではgoleの画面がよく見えません。
20180721_085139.jpg

よくある事でしたが、何とか対策を考えないといけません。
(案) 
曇りの日に作業する。 
朝早くか、夕方作業する。 
夜使う。〜そういえば夜と言った使い道はないのだろうか
サンバイザーをつける














posted by Y-NAMISOKU at 18:42| Comment(0) | 日記