2018年06月19日

ラズパイどうでしょうか?

前回からラズパイに挑戦中と言って結構時間がかかっていますが、要は取り組む時間がないのです。ラズパイ放置状態、ブログも放ったらかし。申し訳ありません。
ところでラズパイで何をするのでしょうか?
ラズパイ.jpg

RTKの話ですから、RTKLIBが使える事。
ヒューレットの2in1のPC(約¥5万)を購入、RTKLIBをinstallしてRTKの実証実験結果は既に報告しています。U-blox NEO-M8Pを使っての実験で、主にGPSとBeiDouを受信しての結果報告です。
その後、U-blox NEO-M8T搭載基板を海外通販ショップから購入して、GPSとQZSSを受信してRTK実験をしようとした矢先、RTK2goが使えなくなった事、その後何とかなった事は報告済みですが、それから先が足踏み状態です。
なぜか突然、ラズパイに向かってしまいました。
何故か? その理由は ヒューレットノートPCは使えるのですが、なにぶんノートPCなので野外では使い勝手が悪いのです。いちいちノートPCを置くテーブルを用意しなければなりません。(テーブルなし、手で持っていてもよいのですが)
GNSS受信実験、RTK実証実験程度だったら良いのですが、実用化が最終目的です。
もう少し軽量小型のPCで、測量ポールや測量三脚に取り付けて使える小型の物を検討していたところ、ラズパイが候補に挙がったのです。

ラズパイとはシングルボードコンピューターで、Raspberry Pi(ラズベリー パイ)の略称です。ラズベリーパイと言っても食べ物ではありません。
学校などでのコンピュータ教育促進を目的として、イギリスのラズベリー財団によって開発されたものですが、現在は安価に入手できるIoT機器の司令塔としての活用を目的として趣味や業務に広く用いられています。
OSはraspbianというラズベリーパイに最適化されたLinuxベースのフリーOSがよく使われています。 このOSはWindowsやMACと違い、基本はコマンドという作業でソフトやドライバをインストールするため、コマンド操作などしたことがないPC素人の小生には少しハードルが高い代物です。
ラズパイ横.jpg

RTKLIBはWindowsOS下で視覚的(GUI)に使いやすくできています。
ラズパイのLinux系OSは基本的にCUI(コマンド操作)です。LinuxでもRTKLIBは使えるらしいですが、プログラムコードソースを使って、ラズパイ仕様にビルドし直す必要があるらしく小生には全く手が届きません。
なのに、何故か? 実は「金に目がくらんだのです。」
ラズパイ1台価格は¥5,000程度 格安ノートPCの1/10です。
勿論、これはラズパイ単体価格で、モニターなし、キーボードなし、OS無しです。
OSは無料のraspbianをダウンロードして使いますが、SDカードが必要な事、剝き出し基板状態でケースは別売です。
そんな訳で、金に目がくらんでラズパイ挑戦をしていました。

当初購入した、ラズパイ(中華セットもの)はアルミケース、3.5インチLCD(極小モニター)電源、SDカード(OSインストール済み)すぐ使えますと言った触れ込みでしたが、電源を入れても起動しませんでした。他の人の口コミでは、「画面真っ白で起動しない」といった苦情が寄せられていましたが、当方の物は画面が真っ白にもなりません。
分解してみると、ラズパイ自体は純正品だと思います。OSがSDカードにうまく書き込まれていないのか?理由は判りません。
OSをインストールし直そうと、ラズパイのWebサイトからOS(Noobs)をダウンロードして、ネットのサイト(いろいろありますが基本的な事を教えてくれるサイト)を参考に
使えるようにしました。
ダウンロードに1時間以上 SDカードにイメージを書き込むのにそれ以上の時間(2時間)かかった上に途中でエラーが出たり、素人が適当にやったのでなかなか上手くゆきません。 書き込みソフトを使わないとだめで、それもWebサイトから教わりました。
紆余曲折があって、コマンドを打ち込んで、HDMI外部モニター(TV画面)、USB接続キーボードで何とかラズパイ自体は使える状態にはなりましたが、3.5インチLCDは使えません。
3.5インチLCD.jpg

いろいろネット検索しているうちに、GitHubにたどり着きました。
技術者なら当たり前の事らしいのですが、素人の小生にはものすごい世界のように思えます。あらゆる技術の宝庫、人類の英知の結晶 大げさでしょうか
RTKLIBもGitHubに登録されていて、世界の技術者がそのコードソースを無料で使用し、改良しているのだと思います。
RTKLIBをラズパイ上でGUI化しているものを発見しました。
TouchRTKStationと言ったものです。日本人が登録していました。
ラズパイ4インチLCDでRTKLIBを使ったRTK測位などができるものです。
TouchRTKStation.jpg

GitHubに登録されたこの製品はケースも設計されています。3Dプリンターで作れるCADdataもありました。電源も設計され、全体像はRTK測量機その物です。
設計は4インチLCDなのでわざわざ4インチLCDを再購入して、 ラズパイが使えるようにraspbianの設定、Wifiの設定、日本語化してから、GitHubに書いてあった通りコマンド入力したら、4インチLCDがつき、TouchRTKStationが立ち上がりました。
ここまでで力尽きてしまいました。
TouchRTKStationがinstallされたラズパイにU-blox受信機とアンテナをつないで衛星電波を受信して測位出来るか? 単独測位はできました。RTKは離れた外ではラズパイのWifi設定がテザリング対応していないので取りあえず事務所の窓際、Wifiが飛ぶ位置で窓からアンテナを出してやってみました。FLOAT状態にはなりました。
Fixでは無いので位置精度の検証はできませんが、ラズパイのTouchRTKStationがロバーとして衛星電波を受信し、事務所の基地局dataをNTRIPCliantとして受信して計算しているみたいです。
取りあえずそこまで、このToucjRTKStationはGitHubに登録され、RTKLIBのコードソースを使っているとの事なので間違いはないのでしょうが、やはりWindows−GUIでのRTKLIBが好いです。グラフィックでカッコいいのです。
そんなわけでラズパイのGUI−TouchRTKStationはいいのですが、RTKLIBはWindowsでやりたい。
ラズパイ−TouchRTKStationは無線通信やIP通信を使わないStatic測位ならdata受信用として使えます。
多数台数を必要とするStatic測位には非常に都合がよいのではないでしょうか。安価なdata受信機として使えれば、RTKPOSTで後処理解析すれば良い訳です。ラズパイ+4インチLCD あとはケースがあればStatic用1周波受信機ができます。使い道はありそうです。 

しかし  
実は また別の物に浮気してしまいました。
2〜3年前クラウドファンディング募集で売り出されたミニPC Gole1に取りつかれてしまいました。
この報告は次回また。
posted by Y-NAMISOKU at 19:31| Comment(1) | 提案